ジェルポリッシュOEM:全工程をステップごとに解説
最初のメールから出荷コンテナまで6つの段階。各段階で何が起き、どれくらいかかり、工場が何を必要とするかを解説します。
初めてのバイヤーが失う2〜3週間は、生産ではなく混乱によるものです。色見本の代わりに写真を送る、ボトルを決める前にデザインを承認する、印刷後にラベルのサイズ違いに気づく。工程自体は複雑ではありません。順序があるだけで、飛ばすと従うより高くつきます。
ステップ1 — ヒアリングと処方マッチング
お手元にあるものをお送りください。競合品のボトル、Pantone番号、現物の色見本、写真のいずれでも構いません。写真は最も弱い情報です。画面で色は変わり、照明は嘘をつきます。爪ほどの大きさの現物見本は、メール20通より価値があります。そこから基本処方をご提案します。標準、HEMAフリー、TPOフリー、あるいは特定の筆と塗り方に合わせた粘度です。
ステップ2 — サンプリング
新色は7〜10営業日、当社ライブラリの既存処方とのマッチングは3〜5日です。5mlのサンプルボトルで、通常1回につき3〜5色。2回で決まるのが普通です。3回かかる場合は、ヒアリングのどこかが曖昧でした。多くは色ではなく仕上がりです。
ステップ3 — 容器とラベル
ボトル、筆、キャップ、ラベルはここで決めます。後回しにはできません。筆はバイヤーの想像以上に重要です。平筆と丸筆では色ののりが異なり、筆を間違えると良い処方が安っぽく感じられます。ラベルはボトルが手元に届き、実際の曲面に合わせて型を確認した後に印刷へ回します。
ステップ4 — 量産前承認
量産前に「ゴールデンサンプル」を承認していただきます。生産が基準とする1本です。保管してください。以降の各ロットは同じ照明下でこのボトルと比較され、争いは記憶ではなく比較で決まります。
ステップ5 — 量産
標準的なご注文で25〜30日。充填、キャッピング、ラベリング、硬化確認を含みます。1ラインあたり1日約5,000本。繁忙期(8月から11月、ブランドが第4四半期向けに在庫を積む時期)に予約が遅れると1週間追加されます。
ステップ6 — 品質管理と出荷
各ロットは粘度、硬化時間、ゴールデンサンプルとの色差、充填重量を検査します。出荷時に分析証明書を添付します。輸出書類(MSDS、非危険物宣言、商業送り状、パッキングリスト)は並行して準備するため、書類待ちでコンテナが止まることはありません。
実際にプロジェクトを遅らせるもの
- 現物ではなくスマホ画面で色を承認する
- 処方を固めた後に容器を選び、充填し直しになる
- ボトルの曲面に合わないラベルデザイン
- 決裁者が多すぎる — 4人が色を承認すれば4回のラウンドになる
ヒアリングからコンテナ出荷まで、きれいに進めば45〜60日です。超過分の大半は製造ではなく意思決定の遅れです。ご希望の色があればお送りください。ライブラリのマッチか新規開発かを正直にお伝えします。